年齢を重ねると、「それほど食べていないのに痩せにくい」、「太りやすくなった」という声が多く聞かれます。世の中にはさまざまなダイエット法や食事療法がありますが、今回はこれまでと違うアプローチで健やかな身体を手に入れる習慣をご紹介します。
50代以降になると、フェイスラインがもたつく、すっきりしない、そんな悩みを抱える方が増えてきます。その背景には、皮膚組織を支えている脂肪の減少や、加齢に伴う骨密度の低下などがあり、皮膚のたるみや垂れ下がりが起こりやすくなるといわれています。フェイスラインが整っていると、若々しくすっきりした印象につながるともいわれます。
フェイスラインをすっきりさせたいからと、肌をグイグイ引っ張ったり、過度なマッサージをしたりするのは逆効果。コラーゲンやエラスチンなどからなる皮膚組織を傷め、将来的なたるみやシワの原因になってしまう場合があります。そうならないためにも、次のような習慣を続けてみませんか。
<毎食、よく噛むこと!>
一口30回噛むことを目標に、毎食よく噛んで食べましょう。口まわりの筋肉を意識して使うことにつながり、顔まわりをすっきり見せる効果も期待できます。また、よく噛むことは唾液の分泌を促し、胃腸への負担軽減にもつながります。ただし、顎関節等に負担のかかるような噛みすぎには、注意しましょう。
<正しい姿勢を心がける>
猫背など前かがみの姿勢が続くと、首や顎まわりに負担がかかり、フェイスラインがすっきり見えにくくなることがあります。立っているときも、座っているときも、頭を上からピンと糸で引っ張られるような感覚で、正しい姿勢を意識しましょう。
<舌の位置、歯ぎしり等を対策>
舌は、上顎に軽く触れるような位置が自然な状態とされています。舌が下がってしまうと、口まわりがたるんだ印象になることもあるため、日頃から意識してみましょう。また、歯ぎしりや食いしばりも、顎まわりに負担をかけることがあるため、気になる場合は歯科に相談するのがおすすめです。
<舌まわしを行う>
口の中で、舌を回すように動かします。左まわり、右まわりを各20回ずつを目安に行います。舌をよく動かすことで、顎まわりの筋肉を使うことにつながり、唾液も出やすくなるため、消化を助ける効果も期待できます。
フェイスラインを整える習慣は、消化を助け、暴飲暴食を防ぎ、便秘改善にもつながります。特に、よく噛むことは唾液の分泌を促し、食べ過ぎ防止や口腔環境の維持にも役立つとされています。そして、常に正しい姿勢を心がけることは、肩こりやゆがみ対策にもつながり、全身の健康度を高めます。
少しずつ顔のたるみがやわらぎ、整ったフェイスラインを鏡で見ることができれば、「まだまだ若々しくいられる」という前向きな気持ちが芽生えてくるはずです。そうした意識が、さらに美しさや健やかさを引き出してくれることでしょう。無理のない範囲で取り入れてみてはいかがでしょうか。
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